2014年09月

2014年09月30日

神道のことば(八)祭祀(92)神宮の祭祀(XXXVIII)山口祭(三)

神宮の祭祀 山口祭(三)

皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮)御正宮別宮 荒祭宮に拝礼ののち、午前八時半より、内宮 宮域の五丈殿(ごじょうでん)に於いて、古式ゆかしく、膳を囲んでの饗膳(きょうぜん=もてなし料理の膳)の儀が執り行われます。
饗膳の儀
嘗て饗膳の儀は、都の朝廷から派遣された造宮使(ぞうぐうし)を神宮がもてなし相伴(しょうばん)したものが始まりで、現在では神宮内に設置された神宮式年造営庁の神宮職員がその任にあたります。
饗膳(内宮)檜葉机
往古を彷彿させるような饗膳には(しい)の枝を藤蔓(ふじづる)で編んだ蔀机(しとみづくえ)(ひのき)の葉で飾った檜葉(ひば)素木(しらき)の二種あり、上席には檜葉机が用意されます。
饗膳 物忌
実際に食すわけではありませんが、それぞれ千年昔と変わらぬ素焼きの土器に、糯米(もちごめ)(いい)をはじめ湯煮した(麹味噌を加える)乾鮫(サメタレ)、乾した貽貝(いのかい)など古くから決められた見事な山海の調理品(上席には十三品目)が並べられ、三献勧杯(さんこんけんぱい=ひとりひとりに順番に御酒を注ぐことを三度繰り返す作法、初献二献三献が行われ、物忌(ものいみ=神さまに仕えるために心身を清浄に保った童子)も形だけの杯を受けます。
このよな古式ゆかしき正式な酒宴の作法は一時間あまりも続けられます。

また、饗膳大饗(だいきょう)とも云い、式年遷宮では、山口祭のほか、起工式にあたる木造始祭(こづくりはじめさい)新宮(にいみや)竣功(しゅんこう)をお祝いする杵築祭(こつきさい)の折などに行われ、饗膳はお祭りに先立って行われるのに対し、直会(なおらい)はお祭りが終わったあとに神々にお供えしたものを神々とともにいただく儀式です。
山口祭(四)に続く

山口祭  (直近は平成十七年五月二日)
皇大神宮(内宮)   午前八時より
豊受大神宮(外宮) 午前十二時より  

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2014年09月29日

神道のことば(八)祭祀(91)神宮の祭祀(XXXVII)山口祭(二)

神宮の祭祀 山口祭(二)

伊勢の神宮では、恒例祭(こうれいさい=恒例に行われる祭祀)臨時祭(りんじさい=皇室、国家に重大事があったとき、臨時に行われる祭祀)では外宮先祭(げくうせんさい)が通例ですが、遷宮祭(せんぐうさい=遷宮に関わる諸祭)内宮先祭(ないくうせんさい)で行われます。
山口祭 参進
皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮に於いて、午前八時より、お祓いを済ませた白い斎服(さいふく)に身を包んだ神職たちと、素襖(すおう)と呼ばれる青い装束の上に清浄を表す掛明衣(かけみょうい)と呼ばれる白布をたすき掛けにし、烏帽子を被った小工(こだくみ=ご造営の工事に従事する宮大工)忌鍛冶(いみかじ=鍛冶)、そして物忌(ものいみ=神さまに仕えるために心身を清浄に保った童子)と呼ばれる 、年少の男子(童男)は紫草花模様の半尻(はんじり)と呼ばれる装束を、女子(童女)は頭を清浄を表す木綿鬘(ゆうがづら)に結い白練絹(しろねりきぬ)清冠(せいかん)を着け、翡翠色と紫の(あこめ)の装束に紫の袴をを身に纏う。

以上の祭員(総勢六十三人)たちは皇大神宮の神域を参進し、御正宮(ごしょうぐう)御垣内八度拝八開手(はちどはいやひらで)による拝礼を行い、別宮(べつぐう)荒祭宮(あらまつりのみや)遥拝所(ようはいじょ)から遥拝したのち、古式ゆかしく饗膳(きょうぜん=もてなし料理の膳)の儀を執り行う五丈殿(ごじょうでん)へと向かいます。
山口祭(三)に続く

山口祭  (直近は平成十七年五月二日)
皇大神宮(内宮)   午前八時より
豊受大神宮(外宮) 午前十二時より 


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2014年09月26日

神道のことば(八)祭祀(90)神宮の祭祀(XXXVI)山口祭(一)

神宮の祭祀 山口祭(一)

山口祭(やまぐちさい)とは、遷宮の御造営にあたり最初に執り行われる祭祀で、新社殿の御造営用材(ヒノキ=檜)を伐採する御杣山(みそまやま=遷宮の御用材を伐り出す山)山の口(山林に立ち入る通路の入口)に坐(ま)す神を祀り、立入りの許可と伐採と搬出の安全を祈る祭祀のことを云います。
数ある遷宮祭の中の最初のお祀りで、式年遷宮の年の八年前のこの山口祭から、遷宮の準備が始められます。 
山口祭
御杣山は時代により変遷がありますが、古例のまま皇大神宮(こうたいじんぐう=内宮)神路山(かみじやま)豊受大神宮(とようけだいじんぐう=外宮)高倉山(たかくらやま)と、山口祭内宮外宮それぞれ内宮先祭で、神宮 宮域(きゅういき)内の神宮林の山麓の山口祭場に於いて、宮域の五丈殿(ごじょうでん)の饗膳(きょうぜん)の儀の後に行われます。  
山口祭(二)に続く

山口祭  (直近は平成十七年五月二日)
皇大神宮(内宮)   午前八時より
豊受大神宮(外宮) 午前十二時より


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2014年09月25日

神道のことば(八)祭祀(89)神宮の祭祀(XXXV)遷宮祭

神宮の祭祀 遷宮祭

伊勢の神宮の祭祀は、恒例祭(こうれいさい)遷宮祭(せんぐうさい)臨時祭(りんじさい)に分けることができ、恒例祭とは、毎年定められた日時に行われる祭祀のことを云い、遷宮祭とは、二十年に一度の式年遷宮の際に行われるる祭祀のことを云い、臨時祭とは、皇室、国家に重大事があった時や、天皇皇后両陛下皇太子同妃両殿下がご参拝される時に行う奉告祭など臨時に行われる祭祀のことを云います。
式年遷宮 行事日程
昨年の平成二十五年に行われた第六十二回式年遷宮については、平成十六年一月十九日に天皇陛下から大宮司に遷宮斎行の御下命(ごかめい)があり、同年四月五日に正式に御聴許(ごちょうきょ=お許しいただくこと)、翌年の平成十七年五月の山口祭(やまぐちさい)から諸祭典、行事が開始されました。 
平成二十五年十月の遷御(せんぎょ=神さまが新殿へお遷りになる祭儀)御神楽(みかぐら)まで、三十三の祭典、行事が行われ、そのうち十二の主要な祭典については、日時などについて天皇陛下御治定(ごじじょう=お定めになること)を仰いでおこなわれました。

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2014年09月24日

神道のことば(八)祭祀(88)神宮の祭祀(XXXIV)大麻暦奉製終了祭

神宮の祭祀 大麻暦奉製終了祭

大麻暦奉製終了祭(たいまれきほうせいしゅうりょうさい)とは、十二月、神宮司庁頒布部祭場に於いて、神宮大麻(お神札)神宮暦(暦)の奉製の終了を奉告する祭祀のことを云います。
神宮大麻
このように、神宮大麻は、伊勢の神宮で、清めに清められ奉製されたお神札であり、
一、大麻修祓式
二、大麻暦奉製始祭
三、大麻暦頒布終了祭
四、大麻用材伐始祭
五、大麻暦頒布始祭
六、大麻暦奉製終了祭
頒布大麻
神宮大麻頒布

神宮大麻 お祓い

神宮大麻 神宮暦 授受
更に、以上の祭祀を経て、祓いに祓いをして奉製されており、それが更に、神宮から各県へ、県から各地域へ、各地域から神社へ、各神社から各家庭へと頒布を始める都度に、祭祀を斎行しお祓いをされ、ご神威を新たにされた神さまご神徳ご加護などのご神恩を被ってくださる清く正しい類まれなるご神力をもったお神札(ふだ)と云えましょう。
 
 

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御製と遷宮に寄せる思い〜
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