2014年10月

2014年10月31日

神道のことば(八)祭祀(114)神宮の祭祀(LX)御木曳初式(四)

神宮の祭祀 御木曳初式(四)

皇大神宮 (内宮)御木曳初式 の翌日、平成十八年四月十三日に豊受大神宮 (外宮)御木曳初式(おきひきぞめしき)が伊勢市内を流れる宮川の河川敷にある御用材貯木場より始まります。
宮川河川敷 貯木場
宮川河川敷の御用材貯木場に一旦納められた御用材の役木が橇に載せられ、先ずは宮川の中に入って行き、暫く川曳きされた後、再び曳き上げられます。これはその昔、川を遡ってきた御用材を陸揚げした場所に因み倣って行われるもので、その後、御用材の 役木 を載せた橇はどんでん場と呼ばれる堤防の上まで曳き上げられます。
どんでん場
どんでん場で一旦停められた御用材の役木を載せた橇は、長野県は諏訪大社御柱祭(おんばしらさい)木落とし の神事の如く、御用材の橇に乗った男衆が激しく役木を前後に揺らし水を切る所作をした後、奉曳団が橇に繋いだ綱を掛け声とともに堤防の向こうの道路側へと一気に駆け出して引っ張り、勢いよく堤防を駆け下ります。
御木曳初式 陸曳き
その後、役木御木曳車に積み替えられ、鳥居や楼閣などの飾りが施された後、木遣(きやり)の先導で町中を椀鳴りの音を轟かせ、エンヤ!の掛け声ととも 陸曳き され進んで行きます。
九丈殿広場安置所  
御木曳車エンヤ曳きされ外宮 北御門に着くと、神域内では掛け声や木遣をやめ静かに九丈殿前まで曳かれて行き、そこで 役木 が御木曳車から丁寧に下ろされ、そこからは造営庁の職員が九丈殿広場の安置場所まで運びます。御正宮の役木三本が九丈殿前の広場に安置されると、大宮司以下の神職及び参事以下の造営庁職員は 御正宮 に向かい、大御神八度拝八開手の拝礼を行い、多賀宮遙拝所にて多賀宮を拝礼して儀式は終了します。
多賀宮遥拝
また、多賀宮土宮月夜見宮風宮の別宮の 役木 は、それぞれの新御敷地へと曳き込まれます。

御木曳初式(むすひ)

御木曳初式 (直近は平成十八年四月十二日・十三日)
皇大神宮(内宮)   四月十二日 
豊受大神宮(外宮)  四月十三日 

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年10月30日

神道のことば(八)祭祀(113)神宮の祭祀(LIX)御木曳初式(三)

神宮の祭祀 御木曳初式(三)

皇大神宮 (内宮)御木曳初式 (おきひきぞめしき)が、平成十八年四月十二日に執り行われ、皇大神宮御正宮役木三本と別宮役木 七本が橇に載せられ、五十鈴川に入れられると、町々の法被を纏った旧神領民(きゅうしんりょうみん)たちで組織される奉曳団(ほうえいだん)が、木遣(きやり)とエンヤ!の掛け声で橇につないだ綱を引っ張り、川曳きします。
御木曳初式 川曳き
宇治橋付近で岸へ曳き上げられた皇大神宮 (御正宮)の三本の役木は大宮司以下の神職たちに迎えられ、第二鳥居前で大麻(おおぬさ)と御塩(みしお)のお祓いを受けてから五丈殿に安置され、大宮司以下の神宮神職及び参事以下の造営庁職員は御正宮に進み拝礼し、引き続き 荒祭宮 遙拝所にて荒祭宮を拝礼して儀式が終了します。
御木曳初式 荒祭宮
一方、別宮の役木は他の御用材と異なり、各宮の新御敷地(しんみしきち)まで運ばれます。
境内別宮(内宮境内にある別宮)荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かう石段や風日祈宮(かざひのみのみや)への橋では、橇から下ろした御用材に綱をかけ、棒を渡して人力で運びます。 
御木曳初式 別宮
境外別宮(内宮境内から離れた場所にある別宮)へは、橇に載せたまま路上を曳いて行き、到着した御用材は、お祓いの後、それぞれの新御敷地に安置されます。
(伊勢市中村町)月讀宮月讀荒御魂宮伊佐奈岐宮伊佐奈弥宮
(度会郡大紀町滝原)瀧原宮瀧原竝宮
(志摩市磯部町上之郷)伊雑宮
(伊勢市楠部町)倭姫宮

四日後の四月十六日には、伊勢市外鎮座の別宮、瀧原二宮(瀧原宮瀧原竝宮)伊雑宮役木が奉曳され安置されます。
御木曳初式(四)に続く

御木曳初式 (直近は平成十八年四月十二日・十三日)
皇大神宮(内宮)   四月十二日 
豊受大神宮(外宮)  四月十三日   

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年10月29日

神道のことば(八)祭祀(112)神宮の祭祀(LVIII)御木曳初式(二)

神宮の祭祀  御木曳初式(二)  

第六十二回神宮式年遷宮に於いての皇大神宮 (内宮)豊受大神宮 (外宮)両正宮十四の別宮内宮:荒祭宮、月讀宮、月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮、瀧原宮、瀧原竝宮、伊雑宮、風日祈宮、倭姫宮 外宮: 多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮)とに運び入れる儀式=御木曳初式 (おきひきぞめしき)は、合計二十本役木の奉曳(役木曳)が伊勢市、二見町、  御薗村の三市町村に住む旧神領民によって結成された奉曳団(ほうえいだん)が奉仕にあたります。
御木曳初式 皇大神宮 奉曳団
皇大神宮(内宮)・・・十三本
皇大神宮(御正宮)御料木・・・三本
(奉曳団)伊勢市宇治館町、宇治今在家町、宇治中之切町、宇治浦田町、二軒茶屋、桜木町、仲之町、古市町、久世戸町、中村町、楠部町、鹿海町、一宇田町、朝熊町

(境内別宮)荒祭宮御料木・・・一本
(奉曳団)伊勢市二見町江、松下、茶屋、三津

(境外別宮)月讀宮御料木・・・一本

境外別宮)月讀荒御魂宮御料木・・・一本

境外別宮)伊佐奈岐宮御料木・・・一本

境外別宮)伊佐奈弥宮御料木・・・一本
(奉曳団)伊勢市中村町、楠部町、鹿海町、一宇田町、朝熊町

(境内別宮)風日祈宮御料木・・・一本
(奉曳団)伊勢市二見町山田原、溝口

境外別宮)倭姫宮御料木・・・一本
(奉曳団)川曳全奉曳団〔四郷地区以外、大湊含む]

境外別宮)瀧原宮御料木・・・一本

境外別宮)瀧原竝宮御料木・・・一本
(奉曳団)度会郡大紀町滝原

境外別宮)伊雑宮御料木・・・一本
(奉曳団)志摩市磯部町
御木曳初式豊受大神宮 奉曳団
豊受大神宮(外宮)・・・七本
豊受大神宮(御正宮)御料木・・・三本
(奉曳団)伊勢市小川町、河崎連合、中島町

(境内別宮)多賀宮御料木・・・一本

(境内別宮)土宮御料木・・・一本
(奉曳団)中島連合〔伊勢市出雲町、京町〕

境外別宮)月夜見宮御料木・・・一本
(奉曳団)伊勢市八日市場町

境内別宮)風宮御料木・・・一本
(奉曳団)伊勢市河崎町 

御木曳初式(三)に続く

御木曳初式 (直近は平成十八年四月十二日・十三日)
皇大神宮(内宮)   四月十二日 
豊受大神宮(外宮)  四月十三日   

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年10月28日

神道のことば(八)祭祀(111)神宮の祭祀(LVII)御木曳初式(一)

神宮の祭祀 御木曳初式(一)

御神体をお納めする御樋代(みひしろ)となる御樋代木(みひしろぎ)に次いで重要な御用材は、御正殿に使用される (ひのき)材で、特に御正殿東西に建てられる最も太くて長い棟持柱(むなもちばしら)や屋根を支える垂木(たるき)に当てられる 役木(やくぎ)と云われる重要な御用材を、皇大神宮 (内宮)豊受大神宮 (外宮)両正宮十四の別宮内宮:荒祭宮、月讀宮、月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮、瀧原宮、瀧原竝宮、伊雑宮、風日祈宮、倭姫宮 外宮: 多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮)とに運び入れる儀式を御木曳初式 (おきひきぞめしき)と云い、嘗て神領地の中でもそれぞれのお宮とゆかり深い特定の町の住民が、御用材を神域に曳き込み奉曳(ほうえい)するため役木曳(やくぎびき)とも称されます。
御木曳初式
神宮式年遷宮の諸祭、行事の中で、伊勢の地元の人々が最も活躍するのが、御造営の御用材を両宮奉曳する伝統的行事の御木曳(おきひき)で、嘗て伊勢は、 神(神宮)に与えられた所領=神領(しんりょう)と称され、伊勢に住む人々は、神領民(しんりょうみん)と呼ばれ、伊勢市、二見町、御薗村の三市町村に住む旧神領民による御木曳の始めに行われる儀式御木曳初式 (おきひきぞめしき)です。
御木曳初式(二)に続く

御木曳初式 (直近は平成十八年四月十二日・十三日)
皇大神宮(内宮)   四月十二日 
豊受大神宮(外宮)  四月十三日  


mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年10月27日

神道のことば(八)祭祀(110)神宮の祭祀(LVI)御船代祭(五)

神宮の祭祀 御船代祭(五)

皇大神宮(内宮)に於ける御船代祭 (みふなしろさい)斎行から二日後の平成十七年九月十九日、午前十時より、豊受大神宮(外宮)に於いても御船代祭 が執り行われます。
御船代祭 参進

御船代祭 八度拝八開手

御船代祭 物忌 童女 忌鍬
次第は皇大神宮(内宮)とほぼ同じで、豊受大神宮 御正宮、第一別宮の多賀宮(たかのみや)土宮(つちのみや)月夜見宮 (つきよみのみや)風宮(かぜのみや) の三別宮と計三回の祭儀が、土宮前の宮山祭場(みややまさいじょう)木の本 (このもと)に坐(ま)す神 をお祀りし、物忌(ものいみ)の童女(※皇大神宮では童男の物忌が奉仕)が草木を刈り初め、小工(こだくみ)が伐採の式を行い、一同一拝し、これで一切の御船代祭の行事が終了します。
御船代祭(むすひ)

御船代祭 (直近は平成十七年九月十七日・十九日)
皇大神宮(内宮)   九月十七日 
豊受大神宮(外宮)  九月十九日    

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀
いのちの育み
Honesty is the best policy
いのちの神さま
多賀大社 多賀大明神様
お伊勢参らばお多賀へ参れ
お伊勢お多賀の子でござる

我が家のルーツを知る
喜びと感謝!
感謝の縁 境涯を拓く 奇し
伊勢の神宮様
日本人の総氏神様御鎮座
日本人の心のふるさと

『平成26年はおかげ年』

『平成27年 むすひ
人と人とを結ぶ縁〜
心の中に思い描く連想』

『平成28年 むすひ
昭和天皇 今上陛下の
式年遷宮に込められた
御製と遷宮に寄せる思い〜
神道のまめ知識など』

『平成29年 むすひ
伊勢志摩サミットと神宮
神棚の特集など』
水の神さま
貴船神社樣
大地より龍神さま立ち昇る
氣の集まる 生命の根付
心一つに 縁結びの神さま
不易の智恵文化
日月の祈り
今井大権現神社様

『和』神佛習合文化の國
くすしの智慧で築く〃今〃
健康 富 仕合わせ基盤

自然界の神々への祈り
日月星辰
家筋 血筋 家庭の安泰
カテゴリ別アーカイブ