2014年12月

2014年12月31日

神道のことば(八)祭祀(153)神宮の祭祀(XCIX)檐付祭(四)

神宮の祭祀 檐付祭(四)

第六十二回神宮式年遷宮の諸祭の一つで、新宮(にいみや)御正殿の屋根の(かや)(ふ)き始めるにあたって執りおこなわれる檐付祭(のきつけさい)が平成二十四年五月二十三日、皇大神宮(内宮)新御敷地で斎行されます。
檐付祭 忌火屋殿前庭での修祓

檐付祭 神宮禰宜以下神職参進
午前十時、 神宮禰宜以下の神職や神宮式年造営庁の主事、技師、萱葺工などが忌火屋殿(いみびやでん)前庭での修祓御正宮での八度拝八開手の拝礼の後、祭場の新宮御敷地に参進し始まります。
檐付祭 萱葺役夫 萱葺き
新宮御敷地では、建物の守護神である屋船大神(やふねのおおかみ)御食御酒(みけみき)献饌に続き、神宮式年造営庁の主事が、新殿の屋根に葺き奉る萱葉(かやば)噪き(いすすき=さわぐこと)なく、引き結ぶ葛目(つなめ)の緩むことなく護り給えと祈りを込めて祝詞を奏上し、一同、八度拝八開手の拝礼を行い、撤饌の後、技師が萱葺工を率いて屋根の前に設けられた足場を登り、屋根中央に二束の萱を安置して、檐付祭(のきつけさい)の祭儀は終了します。
 
尚、豊受大神宮(外宮)檐付祭は五月二十五日午前十時から、皇大神宮(内宮)同様に斎行されます。

檐付祭(むすひ)

檐付祭(直近は平成二十四年五月二十三日、五月二十五日) 
皇大神宮(内宮)    
平成二十四年五月二十三日  午前十時
豊受大神宮(外宮) 
平成二十四年五月二十五日  午前十時

        
くすし いのちの智慧文化の公式ホームページ 
くすし智恵さろん くすし智恵の授与所  
くすし智恵さろん HP
サイトURL:http://kususiicb.wix.com/kususi              
  

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年12月30日

神道のことば(八)祭祀(152)神宮の祭祀(XCVIII)檐付祭(三)

神宮の祭祀 檐付祭(三)

萱葺(かやぶき)のもっとも優れた性質は、太陽の輻射熱を防ぎ、室内の熱を外に放出しない断熱性で、それは自然素材を厚く丁寧に重ねることで空気層が形成されていることに由来し、この空気層には適度な空調ができる通気性吸音性の効果も兼ね備えています。またススキなどの素材には油分を含んでいるので、屋根の勾配をきつくして水はけを良くすることから撥水効果による防水性にも優れています。
萱葺
檐付祭(のきつけさい)の祭典に於いて、萱葉(かやば)噪き(いすすき=さわぐこと)なく、引き結ぶ葛目(つなめ)の緩むことなく護り給えの祝詞の中にある、萱葉(かやば)の噪き(いすすき)の語は、萱(かや)の束がばらばらになって、雨漏りの恐れが発生するような状態であると考えられており、萱を束ねるために、今は藁(わら)を綯(な)ってつくる縄が使用されますが、古代では蔦葛(ツタカヅラ)など蔓(つる)状の植物を綱として使っており、葛目(つなめ)が緩むと萱の束が解けて、やはり屋根が雨で傷むことになるので、祝詞ではそういった傷みが生じないようにと、建物の守護神である屋船大神(やふねのおおかみ)神助(しんじょ)を乞うのです。

檐付祭(四)に続く

檐付祭(直近は平成二十四年五月二十三日、五月二十五日) 
皇大神宮(内宮)    
平成二十四年五月二十三日  午前十時
豊受大神宮(外宮) 
平成二十四年五月二十五日  午前十時

        
くすし いのちの智慧文化の公式ホームページ 
くすし智恵さろん くすし智恵の授与所  
くすし智恵さろん HP
サイトURL:http://kususiicb.wix.com/kususi               

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年12月29日

神道のことば(八)祭祀(151)神宮の祭祀(XCVII)檐付祭(二)

神宮の祭祀 檐付祭(二)

神宮造営に要する一切の御料材(ごりょうざい)は、一定の清浄な山林の木が用いられ、萱葺(かやぶき)屋根の御料(ごりょう)となるススキの(かや)を刈り取る山を御萱山(おかやま)と云い、古来、御萱(おかや)神路山(かみじやま)島路山(しまじやま)から採ることとなっており、一般人の萱刈り取りを禁じていましたが、大正三年に三重県度会郡度会町などに数カ所の御萱山を設定し、昭和十八年には、三重県度会郡度会町川口にある五里山を御萱山に指定し、川口萱地(かわぐちかやち)と呼ばれる専用の萱場(かやば)として、神宮司庁の管理下に置かれることとなりました。
川口萱地
採取はススキが枯れて水分の抜ける年末から春先にかけて、農閑期の女性や周辺地域住民の力を借りて、一番萱を傷めないということで昔ながらに手鎌で刈り取られます。短期間に採取するため、一日に要する人数は数百人、延べ約六千人の方々が、寒空の傾斜地で作業を担います。
萱場
刈り取られた萱は選別され、一束、長さ七~九尺(二、一~二、七メートル)、直径四十センチ、重さ約三十キログラム近くにまとめられ、束の元は縄で縛られ、大人の両手で掴めるほどの太さになり、さらに、萱の束は、大きな束にまとめ貯蔵されます。一年で 四千束しか採れないので六~七年ほどかけて揃えられ、貯蔵されます。
萱

萱束

萱 山田工作場
皇大神宮(内宮)豊受大神宮(外宮)両御正宮をはじめ、十四別宮など神明造(しんめいづくり)の三十二殿舎の屋根に使われる(かや)は、こうして神宮御萱山(じんぐうおかやま)川口萱地で栽培、採集し、蓄えられ、その中でも、穂のないものや曲がりが強いものは避け、真っ直ぐに伸びた選りすぐりの萱だけが、豊受大神宮(外宮)に隣接する山田工作場内で乾燥され、およそ十年がかりで二万三千束(そく)が用意されます。

檐付祭(三)に続く

檐付祭(直近は平成二十四年五月二十三日、五月二十五日) 
皇大神宮(内宮)    
平成二十四年五月二十三日  午前十時
豊受大神宮(外宮) 
平成二十四年五月二十五日  午前十時

        
くすし いのちの智慧文化の公式ホームページ 
くすし智恵さろん くすし智恵の授与所  
くすし智恵さろん HP
サイトURL:http://kususiicb.wix.com/kususi              
  

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年12月26日

神道のことば(八)祭祀(150)神宮の祭祀(XCVI)檐付祭(一)

神宮の祭祀 檐付祭(一)

檐付祭(のきつけさい)は、新宮(にいみや)御正殿の屋根に(かや)(ふ)き始めるにあたり執り行わる祭儀で、屋根を葺くにあたり、建物の守護神である屋船大神(やふねのおおかみ)御食御酒(みけみき)を奉り、萱葉(かやば)噪き(いすすき=さわぐこと)なく、引き結ぶ葛目(つなめ)の緩むことなく護り給えと祈りを込めて祝詞を奉上し、萱葺工(かやぶきこう=萱工)御正殿の屋根中央に二束の萱を安置します。
檐付祭 萱葺き
皇大神宮(内宮)では、平成二十四年五月二十三日に、豊受大神宮(外宮)では五月二十五日に斎行されます。

檐付祭(二)に続く

檐付祭(直近は平成二十四年五月二十三日、五月二十五日) 
皇大神宮(内宮)    
平成二十四年五月二十三日  午前十時
豊受大神宮(外宮) 
平成二十四年五月二十五日  午前十時

        
くすし いのちの智慧文化の公式ホームページ 
くすし智恵さろん くすし智恵の授与所  
くすし智恵さろん HP
サイトURL:http://kususiicb.wix.com/kususi              
 

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀

2014年12月25日

神道のことば(八)祭祀(149)神宮の祭祀(XCV)上棟祭(六)

神宮の祭祀 上棟祭(六)

皇大神宮(内宮)に於ける上棟祭(じょうとうさい)の二日後の平成二十四年三月二十八日、午前十時より豊受大神宮(外宮)でも同様に、神宮祭主をはじめ、神社本庁統理・遷宮委員会委員長ら約二百人の参列者が見守る中、純白の斎服を着けた神職と、紺色の素襖烏帽子(すおうえぼし)を着けた忌鍛冶(いみかじ)小工(こだくみ=宮大工)ら七十九人が奉仕します。

神宮大宮司以下神職が祭場に参進
上棟祭g010
小工が竹量を手にして測量する丈量の儀
上棟祭g009
布綱を手にしての上棟の儀
上棟祭g007
千歳棟!の掛け声で木槌を振り上げる小工
上棟祭g006
をーー!と応えて小工が木槌で棟木を打ち固める
上棟祭 g001
続けて、万歳棟!の掛け声で再び木槌が振り下ろされます。次いで、皇大神宮(内宮)では曳曳億棟!と唱えるところ、豊受大神宮(外宮)では皇大神宮(内宮)に配慮し億を省いて曳曳棟!と発され、三度目の木槌で棟木が打ち固められ上棟の儀が終わり、次に、屋船大神(やふねのおおかみ)をお祭りする儀が執り行われ、上棟祭(じょうとうさい)は終了します。

上棟祭(むすひ)

上棟(直近は平成二十四年三月二十六日、三月二十八日) 
皇大神宮(内宮)    
平成二十四年三月二十六日  午前十時
豊受大神宮(外宮) 
平成二十四年三月二十八日  午前十時

        
くすし いのちの智慧文化の公式ホームページ 
くすし智恵さろん くすし智恵の授与所  
くすし智恵さろん HP
サイトURL:http://kususiicb.wix.com/kususi               

mahorakususi at 05:39|PermalinkComments(0) 神道のことば | 祭祀
いのちの育み
Honesty is the best policy
いのちの神さま
多賀大社 多賀大明神様
お伊勢参らばお多賀へ参れ
お伊勢お多賀の子でござる

我が家のルーツを知る
喜びと感謝!
感謝の縁 境涯を拓く 奇し
伊勢の神宮様
日本人の総氏神様御鎮座
日本人の心のふるさと

『平成26年はおかげ年』

『平成27年 むすひ
人と人とを結ぶ縁〜
心の中に思い描く連想』

『平成28年 むすひ
昭和天皇 今上陛下の
式年遷宮に込められた
御製と遷宮に寄せる思い〜
神道のまめ知識など』

『平成29年 むすひ
伊勢志摩サミットと神宮
神棚の特集など』
水の神さま
貴船神社樣
大地より龍神さま立ち昇る
氣の集まる 生命の根付
心一つに 縁結びの神さま
不易の智恵文化
日月の祈り
今井大権現神社様

『和』神佛習合文化の國
くすしの智慧で築く〃今〃
健康 富 仕合わせ基盤

自然界の神々への祈り
日月星辰
家筋 血筋 家庭の安泰
カテゴリ別アーカイブ