2014年10月30日

神道のことば(八)祭祀(113)神宮の祭祀(LIX)御木曳初式(三)

神宮の祭祀 御木曳初式(三)

皇大神宮 (内宮)御木曳初式 (おきひきぞめしき)が、平成十八年四月十二日に執り行われ、皇大神宮御正宮役木三本と別宮役木 七本が橇に載せられ、五十鈴川に入れられると、町々の法被を纏った旧神領民(きゅうしんりょうみん)たちで組織される奉曳団(ほうえいだん)が、木遣(きやり)とエンヤ!の掛け声で橇につないだ綱を引っ張り、川曳きします。
御木曳初式 川曳き
宇治橋付近で岸へ曳き上げられた皇大神宮 (御正宮)の三本の役木は大宮司以下の神職たちに迎えられ、第二鳥居前で大麻(おおぬさ)と御塩(みしお)のお祓いを受けてから五丈殿に安置され、大宮司以下の神宮神職及び参事以下の造営庁職員は御正宮に進み拝礼し、引き続き 荒祭宮 遙拝所にて荒祭宮を拝礼して儀式が終了します。
御木曳初式 荒祭宮
一方、別宮の役木は他の御用材と異なり、各宮の新御敷地(しんみしきち)まで運ばれます。
境内別宮(内宮境内にある別宮)荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かう石段や風日祈宮(かざひのみのみや)への橋では、橇から下ろした御用材に綱をかけ、棒を渡して人力で運びます。 
御木曳初式 別宮
境外別宮(内宮境内から離れた場所にある別宮)へは、橇に載せたまま路上を曳いて行き、到着した御用材は、お祓いの後、それぞれの新御敷地に安置されます。
(伊勢市中村町)月讀宮月讀荒御魂宮伊佐奈岐宮伊佐奈弥宮
(度会郡大紀町滝原)瀧原宮瀧原竝宮
(志摩市磯部町上之郷)伊雑宮
(伊勢市楠部町)倭姫宮

四日後の四月十六日には、伊勢市外鎮座の別宮、瀧原二宮(瀧原宮瀧原竝宮)伊雑宮役木が奉曳され安置されます。
御木曳初式(四)に続く

御木曳初式 (直近は平成十八年四月十二日・十三日)
皇大神宮(内宮)   四月十二日 
豊受大神宮(外宮)  四月十三日   

mahorakususi at 05:39│Comments(0) 神道のことば | 祭祀

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