参宮

2013年10月30日

伊勢の神宮様参拝(六)玉串(3)玉串料と初穗料

神社にて、ご神前に金品や御酒などを奉納する場合の熨斗(のし)熨斗(のしぶくろ)の表書きは、
玉串料御榊料(おさかきりょう)初穗料(はつほりょう)御神前(ごしんぜん)、御供(おそなえ)などが主なものになります。

初穗











玉串料初穗料の違い
一般的に、玉串料と御榊料は、ご神前に捧げる玉串の代わりとして納める金品で、初穗料は、その年に初めて収穫された初穗(お米)の代わりにお供えをする金品と云う意味になります。

玉串料
玉串は、神様のお食物(米、酒、魚、野菜など)の神饌(しんせん)と同じく神様にお供えするものでが、神饌とは違って祭祀において玉串奉奠の作法で、奉納する本人自らの気持ちを込めてお供えします。
神様にお供えすべき玉串を用意できない代わりに、玉串料として金品をお供えすることが生まれました。
主に、玉串を捧げる御祈祷を始め、お祓い、結婚式、祝いの儀式(お宮参り、七五三詣など)、神道式の葬儀である神葬祭(通夜祭・葬場祭)などで使います。
但し、御守り、御札などを授かる場合は、玉串料は使わず、初穗料を使います。

初穗料
初穗は、その年に初めて収穫された初穗(お米)をご神前にお供えして収穫と豊作を神様に感謝することから始まり、それはいつしか海の幸、山の幸と広がりを見せ、初物としてお供えされるようになりました。
神様にお供えすべき初穗、初物を用意できない代わりに、初穗料として金品をお供えすることが生まれました。
主に、神恩感謝の意味をもつ場面で使われ、御祈祷を始め、祝いの儀式、神社での凡ての祭事で使えます。
但し、神道式の葬儀である神葬祭(通夜祭・葬場祭)などでの不祝儀袋(香典)の表書きには、初穗料は使わず、玉串料、御榊料を使います。



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2013年10月29日

伊勢の神宮様参拝(六)玉串(2)玉串奉奠

玉串奉奠(たまぐしほうでん)
玉串奉奠は、玉串を神前に捧げて神拝する作法のことを云います。
玉串は、御祈祷修祓(=お祓い)、初宮詣(お宮参り)、七五三詣、還暦祝などの寿祭、結婚式などで祝詞(のりと)を奏上する場合や、地鎮祭などの神事に奉納され神拝します。
また、神道式の神葬祭や法要で、基督教なら献花、佛式では焼香にあたるものとして、参列者が哀悼の意を祈念し祭壇に供え神拝します。

玉串奉奠









玉串の神拝作法

神職、又は、巫女さんから玉串を渡された場合は、

神職、又は、巫女さんに一揖(小揖)し、

右手で玉串の枝元を上の方から持ち、左手で葉先を下から添えるように両手で受け取ります。
※このとき、左手の葉先が高くなるようにします。

玉串を受け取ったら一揖(小揖)し、

玉串を胸の高さに捧げ持ち、玉串案(たまぐしあん)玉串を捧げる台の前へ進み、

姿勢を正し、神前で一揖(深揖)します。

玉串の枝元が自分の方へ向くようにし、葉先が神前に向かうように右手を引き、左手も枝元に持ちかえて、

祈念します。
 
右手で玉串の葉先を持ち、時計回りに玉串を半回転させ、枝元が神前に向かうようにし、

玉串を玉串案の上に置いて神様に捧げます。

神様に、再拝二拍手一拝をします。

神前を向いたまま、二、三歩下がり、

一揖(深揖)します。

体の向きを改めて、神職、巫女さん、或いは、神葬祭の場合は遺族に、

一揖(小揖)して元の席に戻るか退出します。

※神葬祭や法要の場合は、音を立てない偲手(しのびて)で柏手を打ちます。



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2013年10月28日

伊勢の神宮様参拝(六)玉串(1)玉串とは

玉串(たまぐし)
玉串とは、神社などで、神道の様々な儀式、神事に用いられる、
(さかき)などの常緑樹の枝に、紙垂(かみしで)や木綿(ゆう)をつけたもので、参拝者や神職が御神前に捧げるものを云います。
玉串






玉串の由来は、古事記の天の岩戸(あまのいわや)隠れの神話に、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)様が岩戸隠れなされたときに、八百万の神(やおよろずのかみ)が集まり、その中のおひとり、祭祀を司る神様布刀玉命(ふとだまのみこと)が、天の香山の五百津真賢木(いほつのまさかき)=真榊を掘り起こし、真榊の枝の上のところに神璽八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、枝の中程に神鏡八咫鏡(やたのかがみ)、枝の下に木綿(ゆう)麻布を取りつけ垂らしたものを、捧げ持って迎え出されたことから、神様を迎える神霊の依り代が玉串の由来とされています。

神籬(ひもろぎ)と同様に、玉串は神霊を迎える依り代であり、さらに、玉串を捧げて祈る人の気持ちが込められることによって、祀られる神と祀る人との霊性を合わせる仲立ちとしての役割を果たす供物となります。

御神前にお供えするものとして、玉串は、神饌(米、海の幸、山の幸などの供物)と同じような意味合いを持っておりますが、祭祀の中などで、玉串奉奠(たまぐしほうでん)と云う拝礼方法によって、玉串に自分の心をのせ、神様に捧げて拝礼することから、神饌にも益してより御魂が籠った捧げ方と云えましょう。 

そのことから、玉串を捧げると云う行為は、即ち、神様に敬意を表し、その上、神威を授かるために祈念を込めて捧げることを意味します。



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2013年10月25日

伊勢の神宮様参拝(五)神拝作法(9)正式参拝と特別参拝

正式参拝と特別参拝
略式参拝(=一般参拝)は、社頭(社殿の前)の御神前での参拝になりますが、正式参拝は、一般的に、拝殿に上がって、お祓いを受け、祝詞奏上を含む昇殿参拝や、本殿や正宮の御垣内(みかきうち)=玉垣内での参拝を云います。

また、御祈祷は、神楽殿や拝殿で、お祓いを受け、祝詞奏上、玉串奉奠、お神楽奉納を行うことであり、何れも事前の申込受付が必要ながら、正式参拝や特別参拝とは本来、全く別のものになります。

伊勢の神宮様の特別参拝とは、通常は入ることが許されない内宮・外宮の御正宮の御垣内に入り、特別に参拝出来るという光栄に預かり、特別に神様へのお眼通りが叶うという事を意味します。

御垣内平面図










伊勢の神宮様の参拝
略式参拝
略式参拝(一般の参拝)される場合は、内宮・外宮共に、御正宮の南側に 位置する板垣南御門内に進み、生絹の御幌(みとばり)の掛けられている外玉垣南御門前(一般拝所)にて参拝します。
ここで参拝を済ませる場合は、参拝申込みの必要なく、参拝時の服装の取り決めも特にありません。

特別参拝
特別参拝の資格のある方は、一般拝所よりも更に内側に参入できます。
内宮・外宮それぞれの神楽殿で申込みをしてから、「参宮章」を持参して御正宮に向かい、一般拝所の左方にある南宿衛屋に申し出れば、記帳、お祓いの後、神職の案内により外玉垣南御門内に参入して所定の位置で参拝する事ができます。
これが「特別参拝」と称される参拝になります。

特別参拝要項 内容
1.申込み方法: 特別参拝は神宮司庁、神楽殿に申し出る
2.特別参拝時間: 特別参拝の時限は黎明から黄昏まで、但し、祭典執行の際は取り扱わない
3.服装: 参拝者の服装は礼服が望ましいが、敬意を失しない程度の平常服(男子の背広、女子のこれに相当するもの等)は許可する  
但し、この場合、男子は背広、ネクタイを着用し、女子はこれに準じた服装を整える 
4.提示章: 神宮奉賛団体会員、資金献納者等で特別参拝を希望する者は、参拝資格を証する会員章、参宮章を南宿衛屋にて提示する

感謝の心で 「日本人の心のふるさと」伊勢の神宮樣「神樣」とのつながりを深める参拝をお勧めいたします。



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2013年10月24日

伊勢の神宮様参拝(五)神拝作法(8)祈祷願意

略式参拝(=一般参拝)は、神社の拝殿や本殿のご神前に進み、お賽銭を上げ拝礼なさればよいですが、特別な御祈願や、昇殿参拝(=社殿に上がらせて戴いての参拝)などを希望する場合は、神社の所定の受付にて先ず申込みを済ませることが必要になります。
外宮神楽殿








御祈祷申込
神楽殿や社務所、授与所などの受付で、所定の御祈祷申込書に、日付お越しの人数初穗料の金額御祈願の内容(願意)住所団体名氏名などを記入し、初穂料を添えて申込みをします。
 
申込受付を済ませ待合室で待機し、神職或いは、巫女の誘導にて社殿に案内され、御祈祷が執り行われます。

古来より、神社においては、本来、公共性の強い願意の、国家の安全、風雨順時、五穀豊穣などの御祈祷だけを執り行っておりました。
現在のような、一個人の願い事を取り扱う個人祈願は、平安中期頃の陰陽師による陰陽祓の活動によって始められたと考えられており、その後、神道に取り入れられるようになったのは平安後期頃、御祈祷師の活動によるものとされております。それ以来、個人祈願は歴史的な変遷を経て、現在のような神社の神職による御祈祷による祈願が一般的な形となっております。


祈祷願意
その願意の内容は多種多様に亘っております。
一例として、伊勢の神宮様の御祈祷申込書に記載されている祈祷願意の順番をご紹介させて戴きます。

皇室彌栄  国家安泰  五穀豊穣

神恩感謝  家内安全  身体健全   

商売繁盛  
事業繁栄  安産祈願

お宮参り    学業成就  交通安全

厄払い        除災招福     心願成就

病気平癒


この他の個人の願意は、備考欄に自ら記入することとなっております。



※主なその他の願意
世界平和 初宮詣    七五三詣 方位除 

社運隆昌 良縁祈願 子授祈願 必勝祈願

渡航安全 就職成就 合格祈願  工事安全

金運向上 海上安全



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いのちの育み
Honesty is the best policy
いのちの神さま
多賀大社 多賀大明神様
お伊勢参らばお多賀へ参れ
お伊勢お多賀の子でござる

我が家のルーツを知る
喜びと感謝!
感謝の縁 境涯を拓く 奇し
伊勢の神宮様
日本人の総氏神様御鎮座
日本人の心のふるさと

『平成26年はおかげ年』

『平成27年 むすひ
人と人とを結ぶ縁〜
心の中に思い描く連想』

『平成28年 むすひ
昭和天皇 今上陛下の
式年遷宮に込められた
御製と遷宮に寄せる思い〜
神道のまめ知識など』

『平成29年 むすひ
伊勢志摩サミットと神宮
神棚の特集など』
水の神さま
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大地より龍神さま立ち昇る
氣の集まる 生命の根付
心一つに 縁結びの神さま
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