十二縁起
2013年04月03日
佛教の教え(4)12の因縁 十二縁起
悟りへの道 十二縁起

十二縁起(=十二因縁)
釈迦如来様(お釈迦様)が悟りを開き、最も初期に「四諦」とともに説いたものが「十二縁起」です。
上記の図のように、何故「苦」に満ちた人生が生じるのか、その仕組みを12段階で表したものです。
縁起の法則とは、あらゆるものは因縁=「因」と「縁」によって生じるという意味です。
「因」は直接の原因のことであり、「縁」は補助的な条件を意味します。
苦が生じる段階(原因⇒結果)
苦を減じる段階「結果⇒原因)

十二縁起(=十二因縁)
釈迦如来様(お釈迦様)が悟りを開き、最も初期に「四諦」とともに説いたものが「十二縁起」です。
上記の図のように、何故「苦」に満ちた人生が生じるのか、その仕組みを12段階で表したものです。
縁起の法則とは、あらゆるものは因縁=「因」と「縁」によって生じるという意味です。
「因」は直接の原因のことであり、「縁」は補助的な条件を意味します。
1.無明 (むみょう)
(因果道理を理解できない無知のこと)による、その無明から
(因果道理を理解できない無知のこと)による、その無明から
2.行(ぎょう)
(縁に関わる力・行為)が生じ、行から
(縁に関わる力・行為)が生じ、行から
3.識(しき)
(心作用・識別・意識)が生じ、識から
(心作用・識別・意識)が生じ、識から
4.名色(みょうしき)
(名は心、色は形という形態)が生じ、名色から
(名は心、色は形という形態)が生じ、名色から
5.六処(ろくしょ)
(眼・耳・鼻・舌・身・意たる六種の感覚器)が生じ、六処から
(眼・耳・鼻・舌・身・意たる六種の感覚器)が生じ、六処から
6.触 (そく)
(心が対象と接触し認識する)が生じ、触から
(心が対象と接触し認識する)が生じ、触から
7.受(じゅ)
(苦楽と感受するはたらき)が生じ、受から
(苦楽と感受するはたらき)が生じ、受から
8.愛(あい)
(苦を厭い楽を渇望する妄執)が生じ、愛から
(苦を厭い楽を渇望する妄執)が生じ、愛から
9.取(しゅ)
(欲しいという執着)が生じ、取から
(欲しいという執着)が生じ、取から
10.有(う)
(所有を欲する性格)が生じ、有から
(所有を欲する性格)が生じ、有から
11.生(しょう)
(生存性格を備えて生まれていること)が生じ、生から
(生存性格を備えて生まれていること)が生じ、生から
12.老死 (ろうし)
(生老病死の苦悩を受ける・生死輪廻)が生じる
(生老病死の苦悩を受ける・生死輪廻)が生じる
苦が生じる段階(原因⇒結果)
現在の自分自身は、過去からの行ないの積み重ねによってあります。
そして、現在の行いは、未来に影響を及ぼすのです。
そして、現在の行いは、未来に影響を及ぼすのです。
苦を減じる段階「結果⇒原因)
この縁起を逆に辿って原因を減らして行けば、安らぎへと近づことができます。