物忌の童女

2014年11月25日

神道のことば(八)祭祀(128)神宮の祭祀(LXXIV)鎮地祭(六)

神宮の祭祀 鎮地祭(六)

第六十二回神宮式年遷宮豊受大神宮(外宮)に於ける鎮地祭(ちんちさい)は、平成二十年四月二十五日、午後一時より斎行されます。正午過ぎに御正宮近くの三ツ石前の川原祓所(かわはらのはらえど)に、神饌忌物(いみもの=鎮め物)が入った大小の辛櫃(からひつ)と、番(つがい)の白鶏(しろかけ)の生調(いきみつぎ)が入れられた伏籠(ふせご)が置かれ、その脇には、五色の幣がたなびく中、修祓の儀が行われます。

時を告げる太鼓の音が宮域内に鳴り響く
外宮 鎮地祭

鎮地祭 修祓の儀
八名の神職と白と紫の(あこめ)の装束に、額には白練絹(しろねりぎぬ)清冠(せいかん)物忌の童女が参進し、先ずは、神職の一人が拝礼し、祓詞(はらえことば)を奏上して祓所(はらえど)を清めます。次に、二人の神職が(さかき)辛櫃伏籠を清め、神職と物忌の童女のお祓いを済ませ、祝文(しゅくぶん=神に祈る文)を奉上し、修祓の儀が終了します。
鎮地祭 外宮 物忌の童女
その後、新御敷地へと場所を移して、豊受大神宮(外宮)鎮地祭皇大神宮(内宮)とほぼ同様の規模と式次第で粛々と斎行され恙なく終了します。
鎮地祭 多賀宮
両宮(内宮、外宮)御正宮鎮地祭に続いて、それぞれの第一別宮(荒祭宮、多賀宮)新御敷地に於いても行われ、五月二日までに十四別宮すべての鎮地祭がほぼ同様に行われていきます。

鎮地祭(むすひ)

鎮地祭(直近は平成二十年四月二十五日~五月二日)      
皇大神宮    四月二十五日 午前九時より
(皇大神宮別宮)十宮      
荒祭宮    四月二十五日 午前十一時より  
月読宮     四月二十六日 午前十時より    
月読荒御魂宮 四月二十六日 午前十一時より    
伊佐奈岐宮     四月二十六日 午前十時より  
伊佐奈弥宮     四月二十六日 午前十一時より  
滝原宮    四月二十八日 午前十時より  
滝原並宮    四月二十八日 午前十一時より  
伊雑宮    四月二十八日 午前十時より  
風日祈宮    五月一日     午前十時より  
倭姫宮    五月一日     午前十時より

豊受大神宮     四月二十五日 午後一時より  
(豊受大神宮別宮)四宮      
多賀宮    四月二十五日 午後三時より  
土宮                五月二日     午前十時より  
月夜見宮    五月二日     午前十時より  
風宮                五月二日     午前十一時より   

        
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2014年11月21日

神道のことば(八)祭祀(127)神宮の祭祀(LXXIII)鎮地祭(五)

神宮の祭祀 鎮地祭(五)

鎮地祭(ちんちさい)は、大宮地(おおみやどころ)に坐(ま)す神に祈りを捧げ拝礼した後、続いて再び権禰宜(ごんねぎ)物忌の童女が祭場の中央に進み出て、物忌の童女(こも=むしろ)の上の忌鎌(いみかま)を手に取り、権禰宜とともに中央の黄幣(おうへい)の前に並び、その後、物忌の童女がしゃがみ込み忌鎌を持った両手を頭上に振りかざす所作の忌鎌(いみかま)を執(と)りて草を刈り初(そ)むの儀を行ないます。
忌鎌 鎮地祭
物忌の童女は一礼し、権禰宜に伴われ今度は東北の角にある青幣(せいへい)の前に進み、東北を向いて同じ所作を行ない、続いて、南東の赤幣(せきへい)、南西の白幣(びゃくへい)、北西の黒幣(こくへい)の順で、それぞれの方角に向かって同様の所作で、忌鎌(いみかま)を執(と)りて草を刈り初(そ)むの儀を行ないます。
忌鍬 鎮地祭
忌鎌(いみかま)を執(と)りて草を刈り初(そ)むの儀が終わると、続いて今度は忌鍬(いみくわ)を持って頭上に振りかざす所作の忌鍬(いみくわ)を執(と)りて御敷地(みしきち)を穿(うがち)(そ)め奉(まつ)るの儀が行われます。鎌よりも大きな鍬は物忌の童女の手に余るため権禰宜もしゃがんで物忌の童女の介添えをし、次に権禰宜忌鍬を持って立ち、幣に向かって左、右、左の順番でゆっくりと振り下ろす所作を行ないます。この儀式も、黄幣、青幣、赤幣、白幣、黒幣の順で各方角に向かって行われます。

つまりこの一連の儀式に於いて、御敷地の雑草を鎌で刈り払い、掘立柱(ほったてばしら)が建てられるよう鍬で穴を掘りはじめる役を担うのが物忌の童女で、この物忌の童女には宮地(みやどころ)に坐す神々の見守りが約束され、その神々の中には興玉(おきたま=奥魂=大宮地の地中の奥まったところに坐す霊)も必ず手助けをして下さることが信じられています。

儀式を終えると、権禰宜物忌の童女は、忌鍬心御柱の北側の地中に納め奉安し、神職一同で一礼、参列者も拝礼して皇大神宮(内宮)に於ける鎮地祭の祭儀は終了します。

鎮地祭(六)に続く

鎮地祭(直近は平成二十年四月二十五日~五月二日)     
皇大神宮    四月二十五日 午前九時より
(皇大神宮別宮)十宮      
荒祭宮    四月二十五日 午前十一時より  
月読宮     四月二十六日 午前十時より    
月読荒御魂宮 四月二十六日 午前十一時より    
伊佐奈岐宮     四月二十六日 午前十時より  
伊佐奈弥宮     四月二十六日 午前十一時より  
滝原宮    四月二十八日 午前十時より  
滝原並宮    四月二十八日 午前十一時より  
伊雑宮    四月二十八日 午前十時より  
風日祈宮    五月一日     午前十時より  
倭姫宮    五月一日     午前十時より

豊受大神宮     四月二十五日 午後一時より  
(豊受大神宮別宮)四宮      
多賀宮    四月二十五日 午後三時より  
土宮                五月二日     午前十時より  
月夜見宮    五月二日     午前十時より  
風宮                五月二日     午前十一時より   

        
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2014年11月19日

神道のことば(八)祭祀(125)神宮の祭祀(LXXI)鎮地祭(三)

神宮の祭祀 鎮地祭(三)

第六十二回神宮式年遷宮皇大神宮(内宮)に於ける鎮地祭(ちんちさい)は、平成二十年四月二十五日、午前九時前に参列する関係来賓者百五十名がお祓いを受け御正宮を拝礼したのち、祭場となる隣接する新御敷地へと入り着席します。
鎮地祭 関係来賓者
暫くして、五十鈴川の畔(ほとり)の滝祭神(たきまつりのかみ)の南にある川原祓所(かわらのはらえど)修祓(しゅばつ=祓い清め)の儀を済ませた神職数名が、伏籠(ふせご)と大小の辛櫃(からひつ)新御敷地へと運び入れ、辛櫃は祭場脇に設けられた幄舎(あくしゃ=神事で臨時に設ける仮小屋)の中へ、番(つがい)の白い鶏=白鶏(しろかけ)の生調(いきみつぎ)の入った伏籠は中央の黄幣(おうへい)の前に安置されます。
鎮地祭  物忌の童女
その後、御正宮御垣内中重(なかのえ)八度拝八開手の拝礼を行った大宮司及び式年遷宮造営庁参事以下の神職と緑色の袙(あこめ)の衣装で頭に木綿鬘(ゆうかづら)を結び、檜扇(ひおう)を手にした物忌(ものいみ)の童女ら一行が新御敷地へと入り、神職四十名揃って一礼ののち、白石上に敷かれた鋪敷(ふせつ)と呼ばれる畳表に座し、トコシズメの祭典が始まります。

鎮地祭(四)に続く

鎮地祭(直近は平成二十年四月二十五日~五月二日)     
皇大神宮    四月二十五日 午前九時より
(皇大神宮別宮)十宮      
荒祭宮    四月二十五日 午前十一時より  
月読宮     四月二十六日 午前十時より    
月読荒御魂宮 四月二十六日 午前十一時より    
伊佐奈岐宮     四月二十六日 午前十時より  
伊佐奈弥宮     四月二十六日 午前十一時より  
滝原宮    四月二十八日 午前十時より  
滝原並宮    四月二十八日 午前十一時より  
伊雑宮    四月二十八日 午前十時より  
風日祈宮    五月一日     午前十時より  
倭姫宮    五月一日     午前十時より

豊受大神宮     四月二十五日 午後一時より  
(豊受大神宮別宮)四宮      
多賀宮    四月二十五日 午後三時より  
土宮                五月二日     午前十時より  
月夜見宮    五月二日     午前十時より  
風宮                五月二日     午前十一時より   

        
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2014年10月27日

神道のことば(八)祭祀(110)神宮の祭祀(LVI)御船代祭(五)

神宮の祭祀 御船代祭(五)

皇大神宮(内宮)に於ける御船代祭 (みふなしろさい)斎行から二日後の平成十七年九月十九日、午前十時より、豊受大神宮(外宮)に於いても御船代祭 が執り行われます。
御船代祭 参進

御船代祭 八度拝八開手

御船代祭 物忌 童女 忌鍬
次第は皇大神宮(内宮)とほぼ同じで、豊受大神宮 御正宮、第一別宮の多賀宮(たかのみや)土宮(つちのみや)月夜見宮 (つきよみのみや)風宮(かぜのみや) の三別宮と計三回の祭儀が、土宮前の宮山祭場(みややまさいじょう)木の本 (このもと)に坐(ま)す神 をお祀りし、物忌(ものいみ)の童女(※皇大神宮では童男の物忌が奉仕)が草木を刈り初め、小工(こだくみ)が伐採の式を行い、一同一拝し、これで一切の御船代祭の行事が終了します。
御船代祭(むすひ)

御船代祭 (直近は平成十七年九月十七日・十九日)
皇大神宮(内宮)   九月十七日 
豊受大神宮(外宮)  九月十九日    

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